ブルックシャーサナ(Vrksasana)の説明
英語名:Tree Pose
日本語名:立ち木のポーズ
片足立ちになり平衡感覚を養うポーズです。
ブルックシャ:木
という意味から、地面にしっかり根ざし安定した木の佇まいを作るアサナです。
特徴・効果
『立つ』『歩く』など基本動作を我々は普段から意識することなく難なくこなしてしまいます。
そのため、実は緻密なバランス制御があってこそ成立しているこれらの動作についてきちんと自覚することはありません。
【ターダアサナ(山のポーズ)】と同じく、その『立つ』という動作が細かなバランス制御によって成り立っているのかへの気づきを得ることができるアーサナ。
具体的には、我々は無自覚ながらにも
- 利き足(活動脚)
右利きであれば右脚にあたる
例)サッカーボールを蹴るときの蹴り脚 - 非利き足(支持脚)
右利きであれば左脚にあたる
例)サッカーボールを蹴るときの軸脚
を使い分けて生活しています。
生活様式に偏りが生じていることから、当然『筋肉・神経』バランスの差が生じています。
しかし、まったくと言っていいほど自覚はなく、その偏りについて深く考えることもありません。
【ブルックシャアサナ(立ち木のポーズ)】を行うことで『利き脚』の差やそれに伴う『筋肉』『神経』のバランスの差などをつぶさに感じ取ることができます。
気づきからバランス差を意識的に修正することでより深い均衡を得ることができます。
アサナの実践方法
1.まっすぐ直立で立ちます。(詳細は【ターダーサナ】をご覧ください リンク)

2.股関節から太ももを外側に開く意識にあわせて、片側の足のつま先を外側(真横)に向くまで足全体を外側に向けます。

3.右膝を曲げます。

右足裏が左内ももに添うように、内股の付け根まで右踵を上げていきます。

このとき右足先はまっすぐ下を向いているようにします。

※曲げた膝はまっすぐ横に向いていることが望ましいですが、

少し前に出ても構いません。

4.両肘・手首の力を抜き、肩甲骨から腕を動かす意識で手のひらを下に向けた状態で腕を挙げていき、

水平まで来たら手のひらが天井に向くように返して

頭上に腕をあげます。

左足は、太ももの外側が緊張して、足裏の体重のかかり方は外側寄りになり親指(母趾)の体重のかかりが甘くなりやすいです。
足の内側に意識を向けて内ももを締めこむ意識から足裏全体で床をとらえるように踏み込んでいきましょう!
5.これでアーサナの完成です。
呼吸を止めないように気をつけ、30秒程度を目安にできる範囲でポーズを保ちます。

6.両腕を挙げた動きから巻き戻すように順番にゆっくり下ろします。



7.右足を内ももに添うように下ろして足を着き、ターダーサナに戻ります。




8.反対側(左足)についても同様の手順で行います。

