ターダーサナ(Tadasana)の説明
英語名:Mountain Pose
日本語名:山のポーズ
立ちポーズの基本になるアサナ
・ターダ:山
という意味から、山のようにどっしりと安定して立つアサナです。
別名では、『サマスティティ:Samasthiti』とも呼ばれます。
・サマ:直立、まっすぐ
・スティティ:不動の姿勢
という意味です。
目的・効果
『まっすぐ』立つ。
生まれてから成長するにしたがって、直立二足歩行を自然に習得していきます。
スポーツのように後天的に習得する動作であれば、その身体能力を引き出すための機能的なフォームや身体の使い方を意識・練習していきます。
しかし、我々は、この『立つ』 『歩く』など自然に習得してしまう動作について深くその機能性を追求することはありません。
そのため、自分が当たり前のように『立っている』ことについて
- 中心軸を意識する
自分の身体の中心をとっている仮想線【中心軸】を意識しながら練習することで、中心軸の感覚を養うことができる - 現状を把握する
どの部分に体重がかかり、どの部分に偏って力を使っているのか、今の立ち方が効率的なのか無駄な力ばかり使っているのか、そのような今の自分の立ち方について何もわかっていない - 機能的に立つ
現状よりもっと機能的で無駄なエネルギーを消費しない効率的な立ち方はあるのか?あればどのようにしていけばそれは得られるのか
などを深く観察し、より効率的に重力に適応した安定感のある立ち方を習得することが目的です。
『ターダーサナ』を実践していくことにより
- 身体が軽くなり、疲れにくく、頭が冴え、心が乱れにくくなる
- 身体の部分に負担をかけることによって起こる『腰痛』『肩こり』『首こり』などを改善することができる
- 自らの身体のゆがみを知り、改善する手がかりを得ることができる
などの恩恵が得られるようになります。
アサナの実践方法
足をそろえてまっすぐ立ちます。

この時の足の位置は『親指~踵までの足の内側』をすべてピタッとくっつけます。

※ ただし、足をそろえるのがどうしても難しいという方は、少し足幅をとって立つのでもよいでしょう!

足の指は5本すべて床に張り付くように着けます。

左右の内ももの筋肉をお互いに寄せ合い、

上に引き上げるように意識する。

寄せ合う意識は、膝が互いに近づく意識でしてはいけません。
内ももでも足の付け根寄りを特に意識します。
そうすると、膝に余計な力を入れることなく行うことができます。
そして、
- お尻(主に下部)
- 骨盤底筋(会陰)
- 下腹部
が連動して自然に引き締まってくることが確認できます。
背骨を天井に向かって引き上げます。

みぞおち(鳩尾)からみて
・下(胃のあたり)→身体の奥に引き込むように

・上(肋骨のあたり)→左右に開いて(観音開きの扉を開くイメージ)上で開く(バケツの持ち手のように)ように意識します

体重は足裏の中央にかかるようにする。左右や前後に偏りがないことを確認します。
首・頭は背骨の延長線上で伸びあがっていきます。

頭を引き上げるのは『鼻筋の延長線と両耳を結んだ線の交わる点』の位置を目安に行います。

顎が上がってしまう場合は、引き上げる意識が前方にあります。

自然に顎が引ける位置であることを注意しておこないましょう!
これでアーサナの完成です。



